現金払いは損するって聞いたけど、何が損なのかイマイチわからない!誰か教えて欲しい
こういった疑問にお答えします。
はじめに
- あなたが「いつも現金払い」なら年間20万円も損をしている。
現金派には少し耳の痛い主張になりますが、現実の話です。
筆者のこと
ほぼ全ての支払いをクレカ払いに統一。その1年後にはなんとハワイ4往復分のマイルが貯まりました。実践すれば誰でも再現可能だからこそ、少しでも早くその価値に気づいてほしい。そんな思いから記事にいたしました。下記参考リンクは実際にマイルが貯まった画像なども公開。その方法まで説明したものです。
どんな方法なの?本当に簡単なの? 疑問を感じた人は下記の参考からお読みになってください。
(参考:▶︎1年でハワイ4往復分のマイルが貯まった話)
まずは現金払い・クレカ払い、双方のメリット・デメリットを理解して賢い選択を。
※当ページには一部プロモーションがふくまれている場合がございます。
現金払いのメリット
メリット
- メリットはありません。泣
残念ながら、「現金払い」でのメリットは何1つありません。無理やりでも1つ挙げろと言われれば、それは見せかけの「安心感」ぐらいでしょう。
現金払いのデメリット
現金払いにはメリットがない!なんて言われて、あまり気持ちよく思わない人もいるかもしれません。
それでも、あえて強く言います。現金払いは「身勝手な浪費」と一緒です。
なぜなら、「わかっていながら行動していないだけ」だからです。
この章で、現金払いのデメリットを確認して、その理由を理解しておきましょう。
現金のデメリット
- ポイント還元がない
- 使ったお金を把握しにくい
- 保証について
- 管理について
- 金利について
ポイント還元がない
ご存知通り、現金払いにはポイント還元という概念がありません。
1%の還元とあなどるなかれ。1ヶ月28万円の生活費(総務省統計によると、消費支出(二人以上の世帯)は, 1世帯当たり 280,797円)だとすると、年間で336万円の出費です。
その1%が還元されると現金払いをクレカに変えただけで33600円が帰ってくるわけです。
還元率が「0」の現金払いに比べると意外と大きいですよね。でもこの33600円を得るのにかけた労力といえば「支払い方法を変えただけ」なのです。
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使ったお金を把握しにくい
なぜなら、お金の流れを把握する場合、必然的に「現金払い=家計簿」となってしまいます。毎日やることに追われて大変ですよね。そんな中、夜な夜な家計簿をつけるのは簡単ではありません。
その点、クレカならアプリと連携するだけ。すべて自動、かつ仕分けまで行なってくれます。
(参考:【失敗しない】自分に合ったクレジットカードの選び方)
保証について
例えば車の中にバッグを置いて、コンビニに入ったとしましょう。
小銭入れは持ってきたけど大きな財布は置いてきました。
買い物を終えて車に戻ると・・・まさかのあったはずのバッグが盗まれています。その中には大切な財布も・・・。こんな時その現金は誰が保証してくれると思いますか?
- 残念ながら誰も保証はしてくれません。
あるのは友人からの「怪我しないだけよかったよ〜」という慰めの言葉だけ。現金の最大のデメリットは「お金に名前をかけないこと」。つまり自分の手元を離れた瞬間に自分のものではなくなってしまうという点になります。
管理について
たとえば普通の方なら、100万円の現金をもって移動するのは怖いもの。
悪いことしていないのに、何かソワソワしてしまいそう。
- つねに不安がつきまとう
金庫に入れていても、どこかに隠しておいても、現金を所持しているということは常に不安がつきまとうわけです。その労力は本当に必要なものですか?
金利について
現金をメインに使っている方の多くは、銀行にお金を預けて必要に応じていつでも引き出せるという状況ですよね。
- 100万円を1年預けても、たったの10円にしかならない
1000万円までは保証があるし、いつでもお金を引き出せるのは安心じゃないか!という方もいるかもしれません。
この状況の何がデメリットかというと、銀行に預けた場合の金利こそが最大のデメリット。現在多くの銀行は年利0.001%。つまり100万円を10年預けても100円にしかならないということです。
金利だけでもカンタンにしかも大幅に改善したいなら・・・
「近くの銀行はすぐ行けて便利」もしこんなことを思うのであれば、今一度お金まわりの見直しが必要かもしれません。
つづいてクレカのメリット・デメリットをみていきましょう。
クレカを使うメリットは?
メリットはありますが、どのクレジットカードを選んでも同じような効果を得られるかというと、そうではありません。
適当にクレジットカードを選んでしまうと、「現金払いの方がお得だった」なんていうことも。
賢く使う人は下記3つの点を考慮しカードを選んでいます。
クレカのメリット
- 還元率
- 保証
- 金利
還元率について
還元率とはクレジットカードごとに異なる「ポイント還元率」のこと。
0.5%から1%の還元率が一般的です。
(中には入会特典で5%なんていうものもありますが、それは一時的です。)
こちらは実際に僕が使っているクレカ。還元率が常時1.35%でマイルがたまります。
それでは、1月28万円の出費で、年間336万円の出費すべてをクレカ払いにしたとしましょう。
その場合、1.35%の還元率だと「45,360マイル」貯まることになります。
細かい計算は省き結論だけ提示すると、45,360マイルは、200,000円以上の価値にもなります。
マイルの価値については、コチラの記事で詳しく解説しているので参考にしてみてください。
>マイルの価値を1分で理解【誰でも簡単】
ポイ活や、ウェル活、ポン活など今はたくさんのポイント還元が存在していますね。その中でも比べ物にならないほどお得になるものが「マイル」です。ただし、旅行をお得に楽しむことがメリットではない人は不向きと言えます。
マイルをお得に貯めるならANAカード一択。
(参考:▶︎はじめてのANAクレカ発行をやさしく解説してみました)
クレカの保証について
同じようにバッグの盗難にあったとしましょう。
お財布にはクレカだけです。
盗難にあった直後、10万円のバッグをクレカで購入されてしまいました。さて、これは保証されるのでしょうか?
その答えは
- カード会社・警察へ連絡して、きちんと保証対応をしてくれます。
上記のようにしっかりと保証されます。
紛失をしない。盗難に遭わないよう管理を気をつけるということは言うまでもありませんが、万が一被害にあった時にこういった保証があると安心して利用できますよね。
金利について
今や地銀とネット銀行の金利差はおよそ100倍。
地銀と比べれば十分にも思えますが、100倍以上の還元率を得たい!そんな方は下記の方法で可能になります。
その方法は
- 楽天銀行+楽天カードの併用でさらに1%の還元率アップ
チリツモではありますが、通常どのカード会社でもクレカ利用による還元率は0.5%〜1%程度。1%の上乗せは決してバカにできません。
クレカを使うデメリットは?
先ほどの現金同様、クレカにもデメリットが存在します。こちらもしっかりと確認しておきましょう。
デメリット
- ついついお金を使いすぎてしまう
- リボ払いの使い方を知らないと損をする場合がある
ついついお金を使いすぎてしまう
これは現金の場合も同じですが、財布に沢山の現金が入っているとついつい気が大きくなり、いつも買わないものまで買ってしまうなんてことがよく言われていますね。
僕が思うにこの辺りは現金でもクレカでも原理は同じかと。我慢ができない人はどちらでも我慢はできません。まずは自分を制御することから始めましょう。
リボ払いの使い方を知らないと損をしてしまう人がいる
これは意外と危ない点です。リボ払い。簡単にいうと毎月の利用額を一定額ずつでいいから少しずつ払ってね。その代わり高い利息をもらうからね。というサービス。
とまあ少し怖い感じですが、ご安心を。
もちろんクレカを利用する場合にリボ払いを選ばなければい良い話です。
ただ、リボ払いをすることで年会費を下げるウラ技があるのも事実。まずはリボについて理解してみましょう。
(参考:▶︎なぜリボ払いがヤバイと言われるの?やさしく解説してみてた)
なんととなく選んだクレカは価値を生まない
結論
- なんとなく選んだクレカなら現金払いの方がお得
まずは、何のためにクレカを導入したいのか、想像してみましょう。
あいまいな目的ではなく、最終的なゴールを具体的に設定することがポイントです
具体的な目的
- 貯めたポイントで何を達成したいのか
そうすると、自然と選ぶべきクレカが見えてきます。目的にあったクレカを選ぶことで、無駄に遠回りせずに、最短距離でその目的を達成できるはず。
最後に
このまま現金払いを続けるだけで、年間20万円も損をしてるというのは、もったいないですよね。
この記事で紹介してきた「マイル」についても、マイルがたまるクレジットカードを使うだけで、1年後にはハワイチケットをゲットできる可能性があるのです。
(参考:▶︎【筆者も使用中】ANAマイルが一番たまるクレジットカードはコレ)
大切なのは「支払い方法を変えただけ」ということ。無駄な出費が増えては意味がありません。クレカに統一したからといって使いすぎにはご注意くださいね。
この記事を最後まで読まれるリテラシーの高い方なら、既にクレカ払いに乗り換え済かもしれませんね。
もしお友達などに、まだ「現金払い派」の人がいるなら、ぜひお得になる情報として教えてあげてください。
そして、最後の最後にお伝えしたいことは1つ。
- 行動しないと何も変わらない
動いたもん勝ちです。ぜひ。
大切な家族の喜ぶ顔を想像し、下の記事も読んでみてください。
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